不動産売却に適したタイミング（時期）ってあるの？

引越し業者が一年の中で最も忙しいシーズンは、新生活が始まる1月～5月で、特に2月、3月が最も忙しいと言われています。

これは、年度替わりに間に合うように、引越しをする人が多いからです。

社会人になり、新たに一人暮らしを始める人。

お子さんのいる家庭なら、お子さんの入園、入学を機に新しい住まいへ引越しされる人。

お子さんの転校を考えた際、年度途中で転校するよりも、年度初めに転校させたいと思う親御さんも多いでしょう。

そうした理由から、年度末は引越し業者にとって最も忙しいシーズンとなります。

引越し業者が忙しいということは、新たな不動産の購入も増えることが分かります。

新たな不動産の購入が増えるということから、1月～2月頃に不動産が売れやすいという傾向が見えてきます。

しかし、2月に不動産を売却したいのであれば、遅くとも12月には売却できる準備を整えておく必要があります。

売却までには、さまざまな手続きが必要であり、思い立ってすぐに売れるものではありません。

しっかりと事前に準備することが重要です。

学生さんや、お子さんをお持ちの家庭であれば、年度末までに引越しを終わらせておきたい方も多いですが、年配の方やお子さんの学校が関係のない家庭であれば、年の変わる年内に引越しを終わらせたいと考える方も多いようです。

そうなると、秋ごろには引越し先を決定し年内に引越しを終わらせるという流れになりますので、秋ごろが不動産を売りに出すのにベストなタイミングとなります。

不動産が良く動く時期について説明してきましたが、不動産売買は経済状況にも大きく関係します。

大きなお金が必要となる不動産を購入する際、多くの方は住宅ローンを利用します。

住宅ローンを利用する際に金利がものすごく高い時期ですと、金利ばかりにお金がかかり、いつまでも住宅ローンを払い終えることが出来ない、住宅ローン地獄に陥ってしまいます。

無駄な金利を払うのは、もったいないです。

そのような時期は、やはり不動産の購入を控える人は多いようです。

逆に低い金利ですと、負担も少なく住宅ローンが組めるので、不動産購入者も増える傾向にあります。

また、消費税が上がる際など、消費税が上がる前に不動産を購入しようとする駆け込み客が増えるのも事実です。

このように不動産を購入する時期は、経済状況やそれぞれの家庭の事情により様々です。

この時期に売却するのが、適した時期というのは実はありません。

不動産は、一年を通して探している方が多いです。

そのために早く売却したのであれば、一日でも早く売却しようとしている不動産を購入者に見てもらうことが大切です。

不動産の取引は、春がもっとも活発になりますが、秋も多いと言われています。

不動産取引が多くなる春の売却を目指すのであれば、売却活動は12月頃から開始するのがおすすめです。

不動産の購入は「新学期」や「新学年」という時期に背中を押されて、2月や3月に購入が集中します。

購入の集中する時期が2～3月なのであれば、売れやすい時期も同じです。

不動産の売却を考えていて、少しでも高く売るために、できるだけ多くの購入希望者に見てもらいたいと思っているのであれば、12月頃から売却活動を始めると良いでしょう。

不動産はすぐに売れるわけではありません。

不動産の売却をどのように進めれば良いのかお悩みの方は、株式会社椿ホームズでお気軽にご相談ください。