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不動産売却における負動産って?

不動産売却における負動産って?

空き家を所有しているけど活用できずに困っている方や、実家を相続する予定でその後使用する予定が無いというかたは、不動産が「負動産」にならないように早めに不動産売却するのがおすすめです。

負動産とは?

放置している空き家や地方の不動産などは、所有しているだけで固定資産税や維持管理にかかる費用ばかりがかかり、金銭的な負担が大きくなります。

このようななかなか売れず、持っているだけで費用が発生してしまう資産性のない不動産を「負動産」といいます。

具体的には、使用しないまま放置している空き家や、空室が多い賃貸物件や観光客の減少が著しい場所にある別荘や土地などがあります。

管理の行き届かない空き家は、「特定空家」に認定され、固定資産税の優遇措置が解除されたり、地方自治体により助言や指導、勧告を受ける可能性があります。

それでも従わない場合には、行政代執行により空家の解体撤去されてしまいます。

その解体にかかる費用を請求され、罰金も課せられるため注意しなければなりません。

負動産にしないためにやっておきたいこと

不動産を「負動産」にしないためには、相続が発生する前に親などと話し合っておくと良いでしょう。

親が元気なうちに話合っておけば、いざというときもあわてずに相続手続きを行うことができます。

また、相続予定の不動産の名義人を確認しておくことをおすすめします。

親の代で名義変更していない場合もありますので、早めに登記簿謄本で名義人を確認しておきましょう。

隣地との境界杭が無い場合は、親が元気なうちに境界線を確定しておくと、売却や建て替えをスムーズに進めることができます。



「負動産」を「富動産」にするために

木造住宅の場合、築20年ごろから建物の市場価値はほぼゼロになると言われています。

換気や手入れをせずに空き家のまま放置してしまっていると、湿気がたまりどんどん劣化が進んでしまいます。

使う予定が無い空き家は、少しでも資産価値が下がる前に売却することで、「負動産」を「富動産」にすることができます。

すでに、古くなって建物の劣化が激しい場合には、更地にして売却することも視野にいれましょう。

解体費用は必要になりますが、土地を購入を検討している方の目に留まりやすくなり、「富動産」として売却できる可能性が高まります。

まとめ

不動産は活用できずに、ただ所有しているだけでは収益を生まない「負動産」になってしまいます。

使用する予定が無い空き家は、資産価値が下がる前に売却することで「富動産」にすることも可能になります。

相続予定の実家など、親が元気なうちに名義人や境界を確認して、活用方法について話合いを行っておきましょう。

椿ホームズでは、不動産の売却サポートを行っております。また、今後の不動産の活用方法についてもアドバイスいたします。

相談は無料ですので、お気軽にご連絡ください。