不動産を早く売却する方法は？早く売却する際の注意点を解説！

不動産を早く売却する際には注意点があるので、しっかりと確認しておきましょう。

まずは、信頼のおける不動産会社を選ぶことが大切です。

担当者へ早期売却の話を持ちかけた時に、買取を提案される場面があると思います。

その時点で買取を選ぶことは、実は危険なのです。

なぜなら、売主の希望価格より安い金額を提示してくる可能性があるからです。

このような不動産の買い叩きに合わないように、よく検討してから買取に進むようにしましょう。

また、買取するとなると、仲介よりやすく買い取られることもあります。

目安としては、買取価格は市場価格の６割～７割程度とされます。

買い叩きに合わないためには、事前に市場価格を調べておくことが大切です。

仲介とは、不動産会社に仲介を依頼し、買主を探してもらう方法です。

仲介のメリットとして、高値で売却しやすいことがあげられます。

デメリットとしては

①売却まで時間がかかる

②仲介手数料がかかる

③契約不適合責任を負う必要がある

仲介による方法で売却する場合、売却相場付近で取引ができます。

立地や物件状況や時期が良ければ高値で売却できる可能性もあります。もし、値下げして売却した場合でも、ほとんどの場合で買取りより高く売却できます。

デメリットとしては、売却に時間や手間がかかるうえ、仲介手数料がかかります。

仲介での売却は平均的に３ヶ月～６ヶ月で売却できますが、売り方や物件によっては１年以上かかる場合もあります。

手間がかかる分、仲介手数料などを差し引いても、仲介の方が最終的な手取りの金額は多くなります。

また、契約不適合責任に注意する必要があります。

契約不適合責任とは、売買契約後、契約内容に含まれない劣化や欠陥などがあった際に、損害賠償や契約解除などに応じなければいけない売主側の責任です。

早く確実に売却できる方法は買取りになりますが、当然、売却価格は低くなります。

仲介による売却をして、少しでも早く売る方法を解説していきます。

①売却に必要な書類を事前に用意しておく

不動産の売却では、媒介契約や売買契約、引き渡しといった手続きが多いため、書類も多く必要になります。

それぞれの手続きをスムーズに進めるためには、事前に必要書類を準備しておくことが重要です。

②最適な媒介契約を結ぶ

媒介契約には、専属専任媒介・専任媒介・一般媒介の３種類があります。

信頼のできる不動産会社を選ぶことが前提になりますが、専属専任媒介・専任媒介をおすすめします。

不動産会社の売却活動に透明性があり、積極的に取り組んでもらいやすく、売れにくい物件でも早期売却が期待できます。

不動産会社を選び間違えると、囲い込み（他社へ正確な売却情報を伝えない）など悪質な行為により売却期間が長引く可能性があります。

③内見は積極的に協力する

家を内見するとき、購入希望者の印象は、物件の状況次第で大きく変わります。

このため内見が決まったら、徹底的に掃除をしたり、設備が破損していないか確認するなど、積極的に協力するようにしましょう。

掃除をする際は、特に水回りや玄関、ベランダなど見られやすいポイントを念入りにしておきましょう。