ゴミ屋敷を放置するとどうなる？売却方法と売却にかかる費用

ゴミ屋敷を放置することで、建物の劣化が進みます。

締め切った状態でゴミの放置があると、湿気がこもり床が腐食したり、悪臭が部屋中に染み付いたりします。

また、ゴミが多いことで換気ができなくなり、カビなどが生えたりします。

壁や床が腐食することで、そのままでは住めなくなり、修繕費用が必要になってしまいます。

また、管理が行き届かない空き家の場合、地方自治体によって「特定空き家」に認定されてしまいます。

特定空き家に認定されると、固定資産税の優遇措置が解除されたり、強制的に建物を解体されてしまいます。

その際の解体費用は、不動産の所有者に請求されてしまいます。

ゴミ屋敷を放置するメリットは無いので、ゴミを処分して使用する予定が無いのであれば売却するのがおすすめです。

・ゴミを処分してから売却する

事前にゴミを処分してから売却すれば、通常の物件として売り出すことができます。

ただし、ゴミの処分には費用が必要になります。

ゴミの量にもよりますが、ご自身で処分するには時間も労力もかかります。

費用を払っても、専門の片付け業者に依頼するのがおすすめです。

片付け後の状態によっては、ハウスクリーニングやリフォーム工事が必要になる場合もあります。

・そのまま売却する

ゴミの処分をせずにそのまま売却する場合は、買主がゴミの片付けをする必要がありますので、物件の売却価格はゴミを処分してから売却する場合に比べて低くなります。

一般の買主に売却するのは難しいので、ゴミ屋敷をそのまま買取ってくれる業者に依頼すると良いでしょう。

・土地として売却

ゴミ屋敷も解体してしまえば、ただの土地として売却可能です。

ただし、ゴミの処分費用や解体費用は必要になります。

解体にかかる費用は、建物の大きさや種類、道路状況によって異なりますが、200万円前後必要になります。

自分で判断はせずに、不動産会社に相談すると良いでしょう。

売却にかかる費用には、ゴミの処分費・登記費用・仲介手数料・印紙代などがあります。

ゴミの量や種類によっても費用は変わってきますが、数十万円～100万円ほどみておくと良いでしょう。

その他の費用については、通常の不動産を売却するときと同じになります。

不動産の名義を変更するためにかかる登記費用、不動産売却を依頼した仲介業者に支払う仲介手数料、売買契約書に添付する印紙代が必要になります。

ゴミ屋敷は放置すると、家の劣化が進みやすく、近隣に迷惑をかける場合もあります。

ゴミ屋敷を放置するメリットはありませんので、使用する予定が無いのであれば、早めに売却するのがおすすめです。

売却する方法には、ゴミを処分してから売却する方法・そのまま売却する方法・土地として売却する方法などがあります。

それぞれにメリット・デメリットがありますので、どの方法が良いか迷われる場合には、お気軽に椿ホームズへご相談ください。

椿ホームズは愛知県稲沢市を中心に西尾張地域で不動産売却のサポートを行っております。

お客様のご状況をお伺いし最適なご提案をいたします。

相談・不動産査定は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。